こんにちは!
グリットの草野です!
熊本市で空き家をお持ちの皆さん、今日は熊本市老朽空き家除却促進事業補助金についてお話しします。
こちらは老朽危険空家等除却補助よりも募集戸数に余裕があります。
この制度を活用して、老朽化して使わなくなった空き家を安全に解体し、地域の安全と安心を手に入れましょう!
また、熊本市から情報が出ているので詳しくはそちらをご覧ください。
目次
空き家を放置するとどうなる?
近年、人口減少や少子高齢化に伴い、使われなくなった家が増えています。
老朽化した空き家をそのままにしておくと、倒壊のリスクが高まるほか、衛生面の悪化や景観の悪化といった問題が発生しやすくなります。
これが近隣住民にも迷惑をかけ、地域全体の環境を悪化させる原因になるのです。
「でも、解体には費用がかかるし…」
と心配される方も多いかと思います。
そこで熊本市では、空き家の解体にかかる費用を補助金でサポートする制度を提供しています。
これにより、経済的な負担を軽減しながら、地域の安全と美観を守ることができます。
どんな空き家が対象になるの?
「うちの空き家も対象になるのかな?」と気になった方、以下の条件をチェックしてみてください。
この条件を全て満たしていれば、補助金の対象となります。
老朽空き家※1であること。
熊本市内に位置していること。
木造住宅または兼用住宅であること。
敷地内に住んでいる人がいないこと。
抵当権が設定されていないこと。(抵当権等が設定されている場合であっても、当該権利の全ての権利者が当該老朽空き家の除却について同意している場合は、この限りでない。)
所有権が移転してから1年以上経過していること。
国又は地方公共団体等による他の補助金等の交付を受けていないこと。
公共事業等による補償を受けていないこと。
解体事業者は、建設業の許可(土木・建築・解体)又は県の解体工事業の登録事業者で、本市内に本店又は営業所等を有する事業者であること。
2025年2月28日までに工事が完了すること。
※1 老朽空き家とは
昭和56年5月31日以前に着工した空き家、又は
築22年以上経過しているもので相続・遺贈を受けた空き家
これらの条件をクリアしているかどうか、まずは確認してみましょう。
もし難しいと感じたら、解体業者や専門家に相談してみてくださいね。
補助金を受け取るための条件
補助金を受け取るためには、次の条件も満たす必要があります。
所有者または関係権利者全員の同意があること。
市税の滞納がないこと。
暴力団と関係がないこと。
空家法第22条第3項の命令を受けていないこと。
この条件を満たしている方が、補助金を申請できます。
補助金額はどのくらい?
補助金額は、次の計算方法に基づいて決定されます。
最大40万円まで補助を受けることができます。
除却費用(消費税を除く)× 8/10 × 2/3
延べ床面積 × 32,000円 × 8/10 × 2/3(木造住宅の場合)
どちらか少ない金額が適用されます。
計算が難しい場合は、市役所の担当者や解体業者に相談してみてください。
募集戸数と申請期間
補助金の申請は、令和6年度(2024年度)に約100戸が募集されています。
先着順で受付が進むため、早めの申請が肝心です。
申請は2024年8月1日から12月27日まで受け付けています。
熊本市役所9階の空家対策課で行いますが、郵送での申請も可能です。
手続きには、建物の全部事項証明書や所有者の戸籍などの書類が必要ですので、事前に確認しておくとスムーズです。
申請書類はこちらからどうぞ!
また、解体工事が始まってからでは申請できませんので、早めに手続きを進めることをお勧めします。
まとめ
この補助金制度を利用すれば、経済的な負担を軽減しながら、地域の安全と環境を守ることができます。
空き家の問題を放置せず、早めに対処することで、将来のトラブルを防ぐことができます。
この制度に関心を持たれた方は、ぜひ早めに申請を進めてくださいね。
何かご不明点があれば、市役所にご相談ください。
皆さんと一緒に、熊本市をもっと安全で住みやすい場所にしていきましょう!
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