こんにちは!
グリットの草野です!
近年、地方移住に関心を持つ人が増えています。
実際に移住すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
また、今の持ち家や移住先の住まいはどうしたらよいのでしょうか?
今回は、移住を決める前に知っておくべきこと・考えておくべきことをお伝えします。
移住への関心が上昇中!
「最近、都会の暮らしよりも、自然の多い田舎での暮らしに憧れる…」「いつかは自然のなかでゆったりと生活したい…」
こんな想いを抱く人が都心で増えています。
内閣官房の調査によると、都心に住む人のうち約5割が地方移住に関心があるという結果が出ています。
この調査から、地方での暮らしに関心を持つきっかけとなったのは、将来のライフプランを考えたことや現在の仕事や生活に違和感や限界を感じたことが多いことが分かります。
また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの企業がリモートワークを導入し始めたほか、国も「働き方改革」として多様な働き方の推進や地方創生・地域再生の一環としてさまざまな事業の支援を行い、都心への集中から地方への分散を進めています。
移住のメリットと注意点
新しい生活を想像するとワクワクしますが、同時に不安も感じることでしょう。
移住をスムーズに実現するためには、移住のメリットと注意点を知っておくことが大切です。
移住のメリット
広々とした住まいに手が届きやすい地方では、都心に比べて土地が安く、家賃も安価です。
そのため、広い家をリーズナブルな価格で購入したり、低い家賃で借りることができます。
庭付きの一軒家で家庭菜園やバーベキューを楽しむことも可能です。
開放感ある暮らしができる都心から離れることで、混雑した都会から解放された日々を送ることができます。
リモートワークを活用すれば、毎日の通勤ラッシュから解放され、自然や四季の変化を楽しみながら生活できます。
賃貸でもリフォームできる住まいが見つかりやすい地方では空き家が多く、リフォーム可能な賃貸物件も見つけやすく、自分好みの空間にリフォームした一軒家に住むことができます。
食料品が都心に比べて安い地元産の野菜や果物、鮮魚は輸送費がかからないため、安くて新鮮な食料品が手に入ります。
食費を抑えることができるのも地方のメリットの一つです。
近隣との関係が濃い地方では近所付き合いが普通です。
困ったときには近所の人に相談すれば、アドバイスをもらったり助けてもらえたりすることがあります。
移住の注意点
地方に移住すると生活費が安くなると考えがちですが、実際には思った以上にかかることがあります。
例えば、公共交通機関の運賃や水道代が割高であったり、家電や生活用品が高くなったりする場合があります。
ガソリン代や光熱費が高くなることもある地方では車が必需品です。
電車やバスが頻繁に運行しておらず、ちょっとした買い物でも車を使うことが多いため、ガソリン代が高くなります。
また、広い家に住む分、光熱費も高くなる傾向があります。
就職先や買い物先が少ない地方では就職先が少なく、生活に必要な施設やサービスも都心に比べて少ないです。
移住する前に、仕事や生活に必要なものをどうするか考えておくことが重要です。
移住で気になる住まいの問題
移住にあたり、今の家をどうするか、新しい家をどう探すかということを考える必要があります。
今の持ち家をどうする?
売却する移住先への永住を決意している場合や、移住費用を確保したい場合は売却がおすすめです。
売却には、「買取」と「仲介」の2つの方法があります。
買取は早く進む一方で価格が低く、仲介は相場で売却できるものの時間がかかることがあります。
賃貸として貸し出す移住先から戻る可能性がある場合や、継続的に収入を得たい場合は賃貸が適しています。
ただし、賃貸で貸し出す場合も、管理や維持費がかかることを考慮しましょう。
移住先の住まいはどうする?
まずは賃貸住宅を借りて住むか、新たに住宅を購入するかを決める必要があります。
地元の不動産会社や自治体に相談して探す方法があります。
また、自治体によっては「0円空き家バンク」といった制度もあるので活用してみてください。
移住をする前に、お試し体験がおすすめ

実際に移住する前に「お試し移住」を体験するのがおすすめです。
一部の自治体では短期間の体験滞在を提供しており、実際の住み心地を試すことができます。
お試し移住や賃貸住宅で仮住まいすることで、地方の暮らしを体験し、自分に合っているかどうかを確認しましょう。
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