皆さんこんにちは!
グリットの草野です!
皆さん、「家を建てる」って聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
大工さんや職人さんが何ヶ月もかけて建てる難しい作業……なんてイメージしていませんか?
でも、最近話題の「NESTING」という住宅キットを使えば、その考え方がガラッと変わるかもしれません!
「家を買う時代」から「家を作る時代」へ。
しかも、プラモデルを作る感覚で自分たちの手で家を完成させられるなんて、ちょっとワクワクしませんか?
今回はそんな「NESTING」の魅力を、初心者でもわかりやすくお伝えしていきます。
家づくりに興味がある方はもちろん、今すぐ建てる予定がない方も、
「こんな未来があるんだ!」
と楽しんでいただける内容です。
それでは早速、見ていきましょう!

目次
1. 「家を買う」から「家を作る」へ

「家は一生に一度の大きな買い物」
とよく言われますが、最近ではその考えが少しずつ変わってきています。
「NESTING(ネスティング)」という住宅キットが登場し、「家を自分で作る」という新しい選択肢が広がっているのです。
このキットを使えば、建築の知識がなくても、自分の手で家を作り上げることが可能。
これって、まるでプラモデルを作る感覚!
初めて聞いた時、ちょっと驚きますよね。
でも、これが未来の家づくりなのです。

2. プラモデルのような住宅キットとは?

「NESTING」は、あらかじめデジタル加工された木材パーツを使って、簡単に組み立てられる住宅キットです。
大人1人が運べる軽さ(10kg以下)の部材には番号が振られており、設計図を見ながら組み立てるだけで家の構造が完成します。
まさに、プラモデル感覚!
さらに、このキットは個人の希望に合わせたカスタマイズも可能。
部屋の広さや間取り、内外装の素材などをアプリで自由に設計できます。完成後は、
「自分だけの家を作った」
という満足感が得られること間違いなしです。
ここで気になるのは「安全性」ですが、NESTINGの住宅キットは建築基準法で定められた耐震基準をクリアしています。
つまり、自分たちで組み立てた家でも、しっかりと地震に耐える強さを持っています。
特に日本のように地震が多い国では、このポイントは非常に重要ですね。
これなら安心して住むことができます。
3. 建設業界の危機を救う新しい家づくり

「NESTING」の背後には、建設業界が直面する深刻な課題があります。
大工職人の数は年々減少し、高齢化も進行中。
このままでは、家を建てる人自体がいなくなる未来が予測されています。
一方で、建設費の高騰も問題です。
資材費の上昇や円安の影響で、家を建てるコストが跳ね上がり、多くの人にとって「家を建てる」という夢が遠ざかっています。
そんな課題を解決する可能性を持つのが「NESTING」です。
誰でも参加できる家づくりの仕組みを提供することで、建設業界の未来を切り開こうとしています。
4. 住む人が主人公の「co-build」の楽しさ
「NESTING」の最大の特徴は、「co-build」という新しい家づくりのスタイルを提唱していることです。
この造語は、「家族や仲間と一緒に楽しく作る」という意味を込めています。
実際に香川県直島で建てられた最初の家では、施主の友人たちが全国から集まり、わずか2日で構造部分を完成させたそうです。

週末を利用して家を建てる「お祭り」のような体験は、単なる家づくりを超えた価値を生み出します。
5. 未来をつくるNESTINGの可能性

「NESTING」は、住宅を通じて社会課題を解決し、未来の暮らし方を提案するプロジェクトでもあります。
地域の特性に合わせた設計や、災害被害を受けたエリアでの住宅再建など、今後の展開も期待されています。
さらに、従来の「家は買うもの」という固定観念を覆し、「家は自分で作るもの」という新しいライフスタイルを提案しています。
これからの家づくりを考える上で、「NESTING」は見逃せない存在です。
まとめ
「NESTING」は、家づくりの新しい可能性を切り開くプロジェクトです。
プラモデル感覚で楽しみながら家を作るという発想は、従来の「家を買う」という常識を覆し、多くの人にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
安全性も確保されており、耐震基準をクリアした住宅で安心して暮らすことができます。
また、費用については家の大きさや仕様によって異なりますが、40㎡の平屋の場合、おおよそ2,300万円程度が目安とされています(建築地や仕様により増減あり)。
「自分たちの手で家を作る」という特別な体験と、個性的な住まいを得られる「NESTING」。
未来の家づくりを体験してみたい方は、ぜひこの革新的な住宅キットを検討してみてください!
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