マンション購入前に要チェック！「管理費・修繕積立金・駐車場料金」の基礎知識

グリット
10月11日
読了時間: 5分

こんにちは！

グリットの草野です！

今回は、マンション購入についてのお話です。

購入を検討し始めたとき、ついつい価格や立地、間取りにばかり目がいってしまいがちですが、実はそれだけでは不十分なんです。

「そろそろマイホームを買おうかな？」

と考えたとき、みなさんは何をチェックしますか？

✅ 価格

✅ 間取り

✅ 駅までの距離

…どれも大事ですよね！

でも、ちょっと待ってください。

マンション購入後に後悔する人の多くが見落としていたポイントがあるんです。

それが、「管理費」「修繕積立金」そして「駐車場代」！

「そんなの気にしなくても大丈夫でしょ？」

と思うかもしれませんが、これらの費用は、マンションを持っている限り毎月支払い続ける固定費。

知らずに買ってしまうと、

「えっ！？こんなに毎月お金かかるの！？」

「積立金が足りなくて、突然50万円の請求！？💦」

なんてことになりかねません。

今回は、マンション購入前に絶対に知っておくべきランニングコストの話を、わかりやすく解説します！

1. マンション購入時に「管理費・修繕積立金」を確認すべき理由

マンションを買うとき、多くの人が「物件価格」「立地」「間取り」に注目します。

でも、意外と見落としがちなのが「管理費」と「修繕積立金」です。

この2つの費用は、マンションを所有している限り毎月支払い続けるもの。

住宅ローンとは別にかかる固定費なので、購入前にしっかりチェックしないと、後々

「思ったより高い！」

と家計を圧迫することになります。

管理費と修繕積立金の違いって？

管理費：共有部分の清掃や設備のメンテナンスに使われる費用。
修繕積立金：将来的な大規模修繕のために積み立てるお金。

つまり、管理費がなければマンションはすぐに荒れ放題になり、修繕積立金が不足すれば、後々一括で高額な追加徴収を求められることも…。

2. 「安ければ良い」は危険？管理費・修繕積立金の適正価格とは

「管理費や修繕積立金は安い方がいいでしょ？」

と思うかもしれませんが、実はそう単純な話ではありません。

管理費が安すぎると…

清掃や設備の管理が行き届かず、住環境が悪化
共有施設（エレベーターや駐車場など）が劣化しやすい
資産価値が下がる（売却時に不利になる）

修繕積立金が少ないと…

将来的に修繕が必要になったとき、住民に追加徴収
突然「1戸あたり30万円払ってください！」という事態も…
適切な修繕ができず、マンションの寿命が縮む

3. 管理費・修繕積立金の相場をチェック！エリアごとの目安

では、実際にどれくらいの金額が適正なのか、国土交通省の「マンション総合調査（2018年度）」をもとに平均額を見てみましょう。

地域別の管理費・修繕積立金の平均額（月額）

地域	管理費	修繕積立金
北海道	約15,190円	約14,381円
東北	約16,550円	約11,479円
関東	約16,096円	約12,973円
北陸・中部	約16,947円	約10,151円
近畿	約16,240円	約10,532円
中国・四国	約14,590円	約9,500円
九州・沖縄	約15,057円	約10,244円

適正な修繕積立金の計算方法

国土交通省の目安では、例えば10階建て・延床面積8,000㎡のマンションでは、月11,200円〜21,200円程度が適正な範囲とされています。

この範囲から大きく外れている場合は、何か問題がある可能性があるので注意が必要です！

駐車場代の相場（熊本市）

マンション購入後に意外と見落とされがちなのが「駐車場代」。

熊本市内でもエリアによって差がありますので、以下に早見表としてまとめました👇

地域	平均賃料	平置き	機械式	立体
中央区	7,517円	7,418円	12,239円	—
東区	5,748円	5,748円	—	—
南区	5,428円	5,423円	—	6,050円
西区	7,479円	7,479円	—	—
北区	5,547円	5,547円	—	—