top of page
執筆者の写真グリット

土地の固定資産税をスッキリ解説!仕組み・計算方法・節税テクニック

こんにちは!

グリットの草野です!


土地を持っていると、毎年払わなければならない「固定資産税」

でも、


「なんで払う必要があるの?」


とか、


「どうやって計算されているの?」


といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

実は、固定資産税の仕組みを知っておくと、節税のコツも見えてきます!


この記事では、不動産オーナーや購入を検討している方にも役立つ固定資産税の基本や計算方法、さらには節税テクニックまで、わかりやすく解説します!
















1. 固定資産税の仕組みと計算方法

 

固定資産税って何?

固定資産税とは、土地や建物などを持っている人にかかる税金です。

自治体から毎年4~5月ごろに「納税通知書」が送られてきて、それに基づいて税金を支払います。

これは、一括払いでも4回に分けた分割払いでもOK。

土地が都市計画区域内にある場合は、さらに「都市計画税」もかかることがあるので注意が必要です。



計算方法の基本式

固定資産税の金額は、以下の式で計算されます:

この「課税標準額」とは、税額計算の基準となる金額のことで、通常は「固定資産税評価額」という土地や建物の価値を基に決まります。



固定資産税評価額の確認方法

土地の固定資産税評価額を知ることは、正確な税額を計算するために重要です。

評価額を調べる方法をいくつかご紹介します。

1. 公示地価を参考にする

土地の固定資産税評価額は、国土交通省が毎年1月1日時点で公表する「公示地価」のおおよそ7割を基準に決められています。

以下の手順で調べられます:

  • 手順

    1. 国土交通省の公式ウェブサイト「不動産情報ライブラリー」にアクセス。

    2. 対象地域を選択し、公示地価を確認。

    3. 公示地価に0.7を掛けて、固定資産税評価額をおおまかに算出。

※ 具体的な地価情報は、自治体ごとに差があるため参考値として利用してください。


2. 課税明細書を確認する

固定資産税の納税通知書に同封されている「課税明細書」には、該当する土地や建物の評価額が記載されています。

この明細書が4~5月に送付されます。

納税通知書が届いていない場合は、自治体に問い合わせをしましょう。


3. 固定資産評価証明書を取得する

もっと詳細に固定資産税評価額を知りたい場合、自治体の窓口で「固定資産評価証明書」を発行するのがおすすめです。

  • 熊本市の場合

    • 窓口:各区役所の固定資産税担当課。

    • 必要書類:本人確認書類や土地の登記事項証明書など。

    • 手数料:数百円程度(自治体による)。

    • 発行手順

      1. 熊本市役所または区役所の窓口に申請。

      2. 必要書類を提出。

      3. 証明書を受け取り。


事前に窓口の混雑状況や手数料を確認するのがおすすめです。

また、郵送申請や電子申請が可能な場合もあるので、熊本市の公式ウェブサイトで詳細をチェックしてみてください。




2. 節税できる特例を活用しよう

 

固定資産税は高額になることもありますが、条件を満たせば特例を使って負担を軽減することができます。

主な特例は以下の通りです。

住宅用地の特例

住宅が建っている土地については、以下の特例が適用されます:

  • 小規模住宅用地(200㎡以下の部分):固定資産税評価額の 1/6 に軽減!

  • 一般住宅用地(200㎡を超える部分):固定資産税評価額の 1/3 に軽減!


ただし、家が建っている状態であることが条件なので、更地や建築中の土地は対象外です。



被災住宅用地の特例

災害で住宅が損壊した土地も、「被災住宅用地」として扱われることで特例が適用されます。

この場合、固定資産税が通常通り軽減されるので、忘れずに自治体へ申告をしましょう。




3. 固定資産税が高くなるケースに注意!

 

特例を活用すれば節税が可能ですが、逆に税額が上がってしまうケースもあります。

特に注意すべきポイントを押さえておきましょう。

特定空き家問題

2015年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、管理が不十分な空き家(特定空き家)に指定されると、住宅用地の特例が受けられなくなります。

特定空き家の例:

  • 放置すると倒壊や衛生上のリスクがある状態

  • 適切な管理がされず景観を損ねている状態

空き家を放置していると、税負担が大きくなるだけでなく、自治体から指導が入ることもあるので注意が必要です。




4. シミュレーションでイメージをつかもう

 

新しい条件をもとに、実際にどれくらいの固定資産税がかかるのか計算してみましょう。

条件:

  • 固定資産税評価額:4,500万円

  • 土地の面積:250㎡

    • 小規模住宅用地:200㎡

    • 一般住宅用地:50㎡

  • 税率:1.4%



計算ステップ:

小規模住宅用地(200㎡まで)の課税標準額を求める

小規模住宅用地の特例で、評価額の 1/6 が適用されます。 4,500万円 × 200㎡ ÷ 250㎡ = 3,600万円(200㎡分の評価額) 3,600万円 × 1/6 = 600万円

一般住宅用地(50㎡分)の課税標準額を求める 一般住宅用地の特例で、評価額の 1/3 が適用されます。 4,500万円 × 50㎡ ÷ 250㎡ = 900万円(50㎡分の評価額) 900万円 × 1/3 = 300万円

合計の課税標準額を算出 小規模住宅用地分(600万円) + 一般住宅用地分(300万円) = 900万円

固定資産税を計算する 課税標準額900万円 × 税率1.4% = 12万6,000円



以上の計算から、固定資産税は 12万6,000円 となります。




5. 税金の負担が重いなら土地売却も選択肢!

 

もし


「固定資産税が高すぎる…」


と感じている場合は、土地の売却を検討するのも一つの手です。

土地を売却すれば、固定資産税の負担がなくなるだけでなく、まとまった資金を得ることができます。また、利用予定がない土地を持ち続けることは、特定空き家問題のリスクも高まるので、早めの行動が重要です。



グリットがあなたをサポートします!

土地の売却に関する不安や悩みは、ぜひ私たちグリットにお任せください!

グリットは、地域密着型の不動産会社として、多くのお客様から信頼をいただいています。


「自分の土地がどのくらいの価値があるのか知りたい」


という方には、無料査定サービスがおすすめです。

グリットでは、オンラインでも簡単に査定依頼が可能!

忙しい方にも便利なサービスを提供しています。


「初めてで何から始めたらいいかわからない」


「売却するか迷っている」


という方も、まずは気軽にご相談ください。

私たちグリットが、最初の一歩を丁寧にサポートします!

ぜひこの機会に、グリットの無料査定サービスを体験してみてください。

詳しくは、弊社のウェブサイトまたはお電話でお問い合わせください!





6. まとめ

 

固定資産税の仕組みや特例を知ることで、税負担を軽減するための具体的な方法が見えてきます。

必要以上に高額な税金を払わないように、制度を賢く活用していきましょう!

もし活用予定のない土地の固定資産税が負担になっているなら、売却という選択肢もぜひ検討してみてください。

土地を有効活用することで、将来の安心につながります。

Hozzászólások


bottom of page