こんにちは! グリットの草野です!
不動産にちょっとでも興味がある皆さん、今日は「未登記の不動産」について一緒に考えてみましょう!
家を持っている人、これから買おうとしている人、「登記(とうき)」ってちゃんと理解していますか?
不動産を買うときや相続するときに大切な手続きですが、意外と
「よく知らない…」
という人も多いんです。
今回、話題になっているのは自民党の森山裕幹事長の「未登記の豪邸」問題。
なんと25年間も未登記だったというニュースが出ました!
「え、それって大丈夫なの?」
「未登記ってどんな問題があるの?」
と思った方も多いはず。
そこで今回は、
✅ そもそも登記って何?
✅ 未登記のリスクは?
✅ もし未登記だったらどうすればいい?
を分かりやすく解説していきます!
不動産を持っている方も、これから購入予定の方も、読んでおいて損はなし!
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

目次
1. 不動産の「登記」って何?

不動産登記とは、土地や建物の所有者や権利関係を公的に記録すること。
簡単にいうと、
「この家は私のものです!」
と証明するための仕組みです。
例えば、あなたが家を買った場合、法務局に申請して登記をすると、誰が見ても「この家はあなたの所有物」と分かるようになります。
登記をしておかないと、 「本当にあなたのもの?」 と疑われる可能性が出てくるんです。
では、もし登記をしなかったらどうなるのでしょうか?
2. 未登記のリスクとは?知らないと損するポイント

「登記なんてしなくても、住んでいれば問題ないでしょ?」
と思うかもしれません。
でも、未登記のままにしておくとさまざまなリスクが発生します。
① 所有権を証明できない
登記をしていないと、「この建物は本当にあなたのものですか?」と疑われる可能性があります。
最悪の場合、 第三者が勝手に「自分のもの」と主張することも…!
② 売却や相続がスムーズにできない
家を売りたいとき、登記がないと買い手がつきにくくなります。
銀行の住宅ローンも利用できません。
また、相続の際に
「登記がないから誰のものか分からない!」
と家族間トラブルになるケースもあります。
③ 罰則がある(けど実際は…?)
法律では 「建物を建てたら1ヶ月以内に登記しなければならない」(不動産登記法第47条)と定められていて、違反すると 「10万円以下の過料」 が科される可能性があります。
でも実際に罰則を受けたケースはほとんどありません。
3. 森山幹事長の「未登記豪邸」問題とは?

では、今回のニュースになった森山幹事長の件は、なぜ問題になったのでしょうか?
森山氏の鹿児島にある4階建ての物件。
調べてみると 「登記上は存在しない」 ことになっていたのです!
どうしてそんなことが起きたのか?
もともと旧宅があったが、2000年に取り壊され、その後新しい建物を登記しなかった。
土地の一部には「木造の平屋が建っている」という記録が残っていたが、実際にはそんな建物はない。
つまり、現実には豪邸があるのに、登記簿では「存在しない」ことになっていたのです。
なぜ未登記だったのか?
未登記の理由として、よくあるのは…
✅ 税金を安くするため(固定資産税や不動産取得税を抑える)
✅ 相続や売却をスムーズにするため(余計な手続きを避けたい)
✅ 単純に手続きを忘れていた(知識がなかった、放置していた)
森山氏の場合も、何らかの理由で「あえて未登記のままにしていた」可能性があるのでは?と疑問視されています。
4. 未登記が発覚したらどうすればいいのか?

もし、自分の家が「未登記だった!」となったら、どうすればいいのでしょうか?
① まずは登記簿を確認
法務局に行けば、自分の家がちゃんと登記されているか確認できます。
固定資産税の納税通知書などもチェックしてみると良いでしょう。
② 未登記ならすぐに手続きを!
もし未登記だった場合は、司法書士に相談して「所有権保存登記」を進めましょう!
新築の場合 → すぐに登記申請!
相続の場合 → 相続登記を忘れずに!
古い未登記物件 → 必要書類をそろえて登記手続き!
③ 罰則はあるけど、焦らなくてOK
未登記は法律違反ですが、実際には罰則が適用されるケースはほぼゼロ。
ただし、長年放置すると「相続のときにトラブル発生!」ということになりかねません。
早めに対応しましょう!
5. まとめ:不動産を守るためにやるべきこと
不動産の「未登記問題」は、決して他人事ではありません!
✅ 登記はあなたの権利を守る大切なもの!
✅ 未登記だと売却や相続のときにトラブルになりやすい!
✅ もし未登記が発覚したら、すぐに手続きを進めよう!
今回の森山幹事長の件は、法律的にもグレーな部分が多く、今後の展開が注目されています。
でも、この話を「他人の問題」と思わず、自分の家や土地の登記についても一度見直してみるのが大事です!
「うちの家、大丈夫かな?」
と思ったら、ぜひ登記簿をチェックしてみてくださいね!
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