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不動産オーナー必見!火災保険の選び方と賢い活用法

こんにちは!

グリットの草野です!


不動産を購入する際、多くの人が


「火災保険って必要なの?」


「どの補償を選べばいいの?」


と悩みますよね。

火災保険は、単なる「火事対策」ではなく、台風・水害・盗難などさまざまなリスクに対応できる重要な保険です。


本記事では、火災保険の基本から、補償内容の選び方、お得な契約方法まで徹底解説!

この記事を読めば、あなたにピッタリの火災保険を選べるようになります🔥





目次

 



1. 火災保険ってそもそも何?基本を押さえよう!

 

火災保険は、建物や家財が災害や事故で損害を受けたときに補償してくれる損害保険の一種です。

「火災」とついていますが、火事だけでなく、台風や大雨、盗難など幅広いリスクに対応できます。

火災保険の基本ポイント

  • 建物の補償:家そのもの(柱・壁・屋根など)が対象

  • 家財の補償:家具・家電・衣類などの中身が対象(特約が必要)

  • 補償範囲はカスタマイズ可能:地震・水害・盗難など特約をつけられる




2. 加入必須!?不動産オーナーと火災保険の関係

 

「火災保険って義務なの?」


と思う方も多いですが、実は法律上の加入義務はありません

ただし、多くのケースで事実上「必須」となります。


住宅ローンを組むなら加入はほぼ必須!

銀行から住宅ローンを借りる場合、火災保険の加入が条件になることが一般的です。

理由は、「担保となる不動産の価値を守るため」。

ローンが残っているのに家が焼失すると、金融機関も困るからですね。



未加入のリスク

火災保険に入らず火事や自然災害で家が壊れた場合、修繕費用はすべて自己負担

一戸建てなら数千万円、マンションなら数百万円の損害を負う可能性があります。

万が一に備え、火災保険は入っておくのがベストです。




3. 火災だけじゃない!火災保険の適用範囲とは?

 

火災保険は「火事」以外にも以下のようなリスクをカバーできます!

補償項目

具体例

火災・落雷・爆発

火事・落雷・ガス爆発など

風災・雹(ひょう)災・雪災

台風・強風・雪崩・雹による損害

水災

洪水・高潮・土砂崩れなど

盗難

泥棒による家財の盗難

破損・汚損

外部からの飛来物・いたずら・暴動など

ただし、補償内容によって保険料が変わるので、「必要なもの」と「不要なもの」を見極めることが大切です




4. マンション vs 一戸建て それぞれの火災保険の注意点

 

一戸建ての火災保険

  • 建物と家財を個別に補償

  • 洪水や土砂災害リスクが高い場合は「水災補償」が重要

  • 火災発生時は自宅が全焼する可能性もあるため、補償は手厚く!



マンションの火災保険

  • 共用部分(エントランス・エレベーター)は管理組合が保険加入

  • 専有部分(室内)は個別に加入が必要

  • 水災のリスクが低い(上層階の場合)ので特約は慎重に選ぶ




5. 補償内容の選び方「必要な補償」と「不要な補償」の見極め方

 

優先度が高い補償










不要かもしれない補償









6. 地震保険ってつけるべき?リスクとメリットを比較!

 

地震による損害は火災保険では補償されません。

日本は地震が多い国なので、地震保険の加入も検討しましょう!

地震保険のメリット

  • 地震・津波・噴火による損害を補償

  • 保険料控除が適用される(節税効果あり)



デメリット

  • 保険料が高め

  • 補償額は建物の50%まで




7. 火災保険のコスパ最適化!お得に契約する方法

 

長期契約にする(最大10年) → 割引が適用される

不要な特約を外す → 住んでいる地域に不要な補償はカット

自己負担額を設定 → 「免責金額」を設定すると保険料が安くなる




8. 【重要】火災保険の見直し&更新時の注意点

 

~保険料の上昇と契約期間短縮のリアル~

最近の火災保険、値上がり傾向が止まりません!

近年の火災保険料、なんだか高くなってきたな~と感じていませんか?

実はそれ、気のせいじゃありません。

全国的に保険料は右肩上がり

その背景には、日本国内の災害リスクの増加や保険会社の損害負担の増大が関係しています。


特に注目すべきは、「参考純率」という保険料の元になる基準の改定です。

これが上がると、私たちが払う保険料も連動してアップするんです。



保険料が上がってきた流れ

以下の表を見てください。 参考純率の改定が行われた年とその影響が一目瞭然です⇩



契約期間もどんどん短くなっている!

以前は「最長36年の火災保険契約」もOKでしたが、現在では最長5年が一般的になっています。

これは、大規模災害によるリスク増加に保険会社が備えるためです。

長期契約ができない分、更新の手間が増えるだけでなく、見直しのタイミングも増えるので、加入者側にも影響が大きいんです。




9. まとめ:最適な火災保険を選ぶためのチェックリスト

 

火災保険は、ただの「火事対策」ではなく、自然災害や盗難など、あなたの大切な住まいと生活を守るための心強い味方です。


ただし、補償内容が多岐にわたる上に、近年では保険料の上昇や契約期間の短縮といった変化もあり、「とりあえず入っとけばOK」という時代は終わりました。

だからこそ、今こそ見直しが必要!



選ぶときの最重要ポイントはこれ!

✅ 住宅ローンがあるなら加入は必須!

 火災保険がないと、ローン審査すら通らないことも。

✅ 補償内容を「自分の生活」に合わせて選ぶ!

 地域リスク、建物の構造、家財の価値に応じて選定。

✅ 不要な特約は外して、保険料を最適化!

 例:マンション上層階の水災補償は外してOKかも。

✅ 地震保険は控除アリ!節税にも活用しよう!

✅ 契約期間が短くなっているので、更新時は特に要注意!

 「前回と同じ」で続けず、見積もり取り直しを!



最後に:こんなときは火災保険を見直そう!

  • 住宅を購入・リフォームしたとき

  • 家財が増えた(高価な家電や家具の購入など)

  • 引っ越しをした(地域リスクが変わるため)

  • 保険料が高く感じてきた

  • 満期や更新の通知が来たとき



「火災保険は、万が一に備える"ライフライン"です!」

適当に選んで損をするより、しっかり理解して選んだほうが、もしもの時の安心感がまるで違います。ぜひこのコラムを参考に、ご自身の暮らしに合った火災保険を選んでくださいね

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