皆さんこんにちは!
グリットの草野です!
マイホーム購入を考えているみなさん、住宅ローン審査について不安に感じたことはありませんか?
初めての家づくりや家探しはわからないことだらけ。
特に、住宅ローン審査は
「自分でも通るのかな…?」
と心配する方も多いはずです。
でも安心してください!
このコラムでは、審査に通るためのポイントや事前に知っておきたい対策をわかりやすく解説していきます。
準備さえしっかりすれば、審査も怖くありません。
では、早速見ていきましょう!
目次
1. 住宅ローン審査の基礎知識
住宅購入を考え始めると、避けて通れないのが「住宅ローン審査」。
これを通過することが、マイホームを持つための重要なステップです。
審査には「事前審査」と「本審査」の2段階があります。
事前審査では融資が可能かどうかの初期チェックがされ、本審査ではさらに詳細な評価が行われます。
例えば「フラット35」という住宅ローンには、通常の金融機関よりも利用しやすい面があり、安定した収入がなくても申し込めるなどの特徴もあります。
2. 審査基準の要チェックポイント
住宅ローン審査に通るためには、どんな点がチェックされるのか知っておくことが重要です。
ここでは、よく見られる3つの審査基準について解説します。
借主の状況 金融機関は、借主が安定して返済できるかを重視します。
具体的には、完済時の年齢、健康状態、勤続年数、雇用形態、雇用先の規模、家族構成などです。
年齢や健康状態は特に重要で、ローン返済中に働き続けられる見通しがないと、審査は厳しくなります。
さらに雇用形態や雇用先の規模もチェックされ、安定した雇用環境があるほど審査に通りやすくなるのです。
連帯債務(ペアローン)の状況 住宅ローンの審査では、連帯債務の状況も重要なチェックポイントです。
連帯債務とは、夫婦や親子など二人が共同でローンを借り、どちらも同じ返済義務を負う仕組みです。たとえば夫婦で連帯債務にすると、二人の収入を合算して審査されるため、借入可能額が増えることが多いです。
借りる際の資金状況 最後に、年収や返済負担率(年収に対する年間の返済額の割合)も重要です。
例えば「フラット35」の場合、年収400万円以上の人なら返済負担率が35%以下に収まる必要があり、これを超えると審査は難しくなります。
3. 審査を通すための7つの具体的な対策
住宅ローン審査に通りやすくするための対策を7つご紹介します。
メインバンクで申し込む 日頃から利用している銀行に申し込むと、取引状況が審査にプラスになることがあります。 給与振込口座や預貯金が多いほど評価が上がる可能性が高いです。
無理のない返済計画を立てる 年収と返済負担率をもとに無理のない計画を立て、返済能力がしっかりあることを示しましょう。
他のローンを完済しておく 住宅ローン以外に自動車やスマホローンがあると審査に影響します。 住宅ローンを申し込む前に完済しておくことをおすすめします。
団体信用生命保険に加入できない場合はフラット35を利用 健康状態により団信(団体信用生命保険)に加入できない場合、「フラット35」のように団信の加入が不要なローンも検討してみましょう。
物件購入価格の30%を自己資金で用意 頭金や諸費用として20%ほどの自己資金を準備しておくと、経済的な余裕を示すことができ、審査に通りやすくなります。
自分の信用情報を把握する 住宅ローン審査の前に、クレジットカードの利用状況や延滞履歴など、自身の信用情報を確認しておくことも大切です。
複数の金融機関に依頼する ある銀行で審査が通らなくても、他の銀行で通る可能性もあります。 複数の金融機関に申し込んでみましょう。
4. 審査の流れと必要書類
実際に住宅ローンを申し込む際の流れも見ておきましょう。
ステップ1:事前審査
まずは融資希望者の年収や雇用状況、返済負担率などをチェックします。
この段階では3〜4日ほどで審査結果が出ることが多いです。
ステップ2:正式申し込み
事前審査に通過すると、物件の売買契約も始まります。
本審査のために、より詳細な資料や書類を提出します。
ステップ3:本審査
本審査は事前審査よりも慎重に進められ、通常1〜2週間、場合によっては1か月かかることもあります。
フラット35を希望する場合、住宅金融支援機構も審査に加わります。
ステップ4:借り入れ決定、契約 本審査に通ると、晴れて融資契約が成立し、不動産購入に必要な資金が確保されます。 これで物件の購入手続きも進むことができ、マイホームの取得に一歩近づくのです。
5. あなたに合った住宅ローンを選ぶコツ
住宅ローンは、金融機関の選び方や金利設定、返済負担率などを比較しながら、自分のライフスタイルや収入に合ったものを選ぶことが大切です。
また、多くの金融機関では「団体信用生命保険(団信)」への加入が必須です。
団信は、万が一の際にローン残債をカバーする保険です。
健康状態や年齢により団信への加入が難しい場合もありますが、その場合は団信不要のフラット35を検討することもできます。
また、ローンを組んだ後も経済状況が変わった場合には、プランを見直すことが可能です。
さらに、住み替えを検討している場合、旧居のローンを完済する資金計画も必要です。
まずはしっかりと査定を行い、無理のない返済計画で、安心してマイホームを手に入れましょう。
住宅ローン審査は多くの方にとって大きな壁ですが、基本的な審査基準と対策を押さえておくことで、審査通過の可能性が大きく上がります。
安定した返済計画を金融機関に示しつつ、自分の生活に合ったローンを選ぶことで、安心して夢のマイホームに近づくことができるはずです。
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