土地や分譲地の住宅の中で人気の角地、同じ土地面積で価格が高くても、分譲住宅などでは角地はすぐに売れる傾向にあります。
角地にはそれだけ魅力のある土地になりえる理由がちゃんと存在します。
この記事では、なぜ角地が人気なのか?その理由をご紹介しています。
そもそも角地はどんな土地?
角地とは、「二つの道路がまじわったかどに面した土地。」のことを言います。
角地の人気な理由
1.日当たり
2つ以上の道路に接しているので、それぞれの接地方向から光が入ってくるので、角地に家を建てる際の「日当たりがいい」特徴があります。特に、南東角地はより長く光を受けることができるので、人気な角地です。注意したいのが、周辺環境によっては大きい建物の影響で、日当たりが思ったより良くない場合があるので、周辺環境はしっかりと把握しておきましょう。
2.圧迫感が少ない
角地の場合、隣接する土地との接地面が少ないので風通しがよく、開放感のある間取りを検討することも可能です。
3.自由度の高い間取り設計
2方向の道路に面している角地であれば、玄関の位置を2方向から選べたり、駐車場の位置も決められます。
4.建ぺい率の暖和
角地の土地は「隅切り」という角の部分を切り取られている土地があります。
この切り取られた分土地が狭くなるので、建ぺい率の緩和措置を設けている自治体もあります。
暖和率は10%が多く、その分間取りに充てたりできます。
5.資産価値が下がりにくい
上記の様々な理由から、2方向の道路に面している角地は人気があり、資産価値が下がりにくいとされています。将来土地を手放す時に、1方向の道路に面している土地よりも高く売却できる可能性もあり、購入時より大幅に下がるリスクも低いでしょう。
角地のデメリット
なにかと人気のある角地ですが、デメリットも多数存在します。
1.土地代の価格が高い
資産価値が下がりにくいので、同じ分譲地で同じ面積でも角地は総じて高い傾向にあります。
また、固定資産税や都市計画税などの税金も土地代によって高くなります。
2.プライバシーの問題
2方向の道路に面している角地は、1方向の道路に面している土地よりも見晴らしがいいので、敷地内の様子や家の様子が人目に付きやすくなります。
一般的には、塀などを設けて人目に付きにくくする解決方法がありますが、2方向の道路に面している分、工事に価格費用は高くなります。
3.断熱、遮熱対策
角地の土地は日当たりがいいメリットがありますが、同時にデメリットでもある場合があります。
日差しの差し込む方角や環境によっては、室内が暑くなりすぎて過ごしにくい家になってしまいます。
その分断熱対策に必要なコストが増えます。
まとめ
角地の人気な理由には様々な理由がありましたが、その分デメリットもあることが分かったかと思います。角地を購入する際は、メリット、デメリットを理解した上でしっかりと計画を立てましょう。
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