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UA値とは?住宅選びで見逃せないポイント

みなさんこんにちは!

グリットの草野です!


住宅選びやリフォームを検討中のみなさん、今日は家の快適さや省エネ性能を左右する重要な指標、「UA値」についてお話しします!


これを聞いて


「何それ?」


と思った方、大丈夫です。

難しい話を分かりやすく、スッキリと解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。


UA値は、住宅の断熱性能を数値で表したもの。

2025年には断熱性能の基準が義務化されるため、これを知らないと将来的に資産価値が下がることも……。


でもご安心ください!

この記事を読めば、UA値の基本からそのメリット、さらに日本の住宅性能の課題までスッキリ理解できますよ。


では早速、UA値の世界へ一緒に飛び込んでみましょう!





目次

 



1. UA値って何?その意味と重要性を解説!

 

「UA値」、初めて聞いた方も多いかもしれませんが、これは住宅の断熱性能を表す重要な指標です。


正式には「外皮平均熱貫流率」と呼ばれ、家の壁、屋根、窓など外気に触れる部分から熱がどれだけ逃げやすいかを数値化したものです。


ポイントは数値が「小さいほど断熱性能が良い」ということ!

このUA値が低い家は、夏の暑さや冬の寒さを外に閉じ込めず、エアコンの効率が良くなるため、省エネ性能が高いのです。


出典:環境省 エコジンVol.75
出典:環境省 エコジンVol.75

さらに2025年には、住宅の一定以上の断熱性能が義務化されることになり、UA値を知らずに家を購入すると、将来的に資産価値が大幅に下がる可能性も。


これを機会に、ぜひUA値を押さえておきましょう!




2. UA値を知ることで得られる3つのメリット

 

UA値が小さい高断熱住宅には、以下のような魅力的なメリットがあります。

① 一年中快適な暮らしが実現!

断熱性の高い家では、外気温の影響をほとんど受けません。

そのため、真夏でも室内は涼しく、真冬でも暖かい環境が維持できます。


さらに、エアコンの効率が上がることで光熱費も節約可能。

無駄なエネルギー消費を抑えられるので、家計にも地球にも優しい暮らしが実現します。



② 健康リスクを軽減!

高断熱住宅は室内の温度差を少なくするため、特に冬場に多い「ヒートショック」のリスクを軽減します。


例えば、寒い浴室に入った瞬間に血圧が急上昇して体調を崩すような事態を防げるのです。


ヒートショックについての詳細は過去の記事をご確認ください!


また、夏の熱中症も室内での発生率が意外と高いことをご存知でしょうか?

2017年~2019年のデータによれば、住居内で発生する割合は3~4割。

断熱性能の高い家は、こうした健康リスクをぐっと下げてくれます。



③ 家を長持ちさせる!

結露やカビ、これらは家にとって天敵です。

結露が起きると壁や窓枠に水分がたまり、それが原因でカビが繁殖しやすくなります。

これが構造材の劣化を早め、家の寿命を縮めることに繋がります。


高断熱住宅では結露のリスクが激減し、家の状態を良好に保てるのです。




3. 世界と比較して分かる日本の住宅性能の課題

 

驚くべきことに、日本のUA値基準は先進国と比べて緩い状況です。


例えば、北海道の最も厳しい基準は0.46以下ですが、欧米諸国では0.46以下が当たり前の基準となっています。


なぜこのような差があるのでしょうか?


その背景には、日本の気候や住宅事情が影響しています。

しかし、温暖化が進み異常気象が増える中、より快適で持続可能な住宅を目指すなら、他国に追いつく必要があるのは明らかです。





4. 未来を見据えた選択:高断熱住宅が資産価値を守る理由

 

住宅は人生で最も高い買い物の一つ。

そのため、資産価値を守る視点も重要です。


高断熱住宅は省エネ性能が高いだけでなく、長期間にわたって快適で健康的な暮らしをサポートしてくれます。

加えて、今後の規制強化に対応した住宅を選ぶことで、将来的な価値減少リスクも軽減できます。


断熱性能は家選びの「未来への投資」と言えるでしょう。

自分の暮らしと家族の健康を守り、資産価値を保つためにも、UA値をしっかり確認して家づくりを考えてみてはいかがでしょうか?



まとめ

UA値は住宅選びの大切な基準であり、高断熱住宅のメリットは計り知れません。

一年中快適な暮らしを実現し、健康リスクを軽減し、資産価値を守る。

それがUA値を意識した家づくりの醍醐味です。

これから家を建てる、または購入を検討している方は、ぜひこの指標を参考にしてください。


「知っている」と「知らない」で、未来の住まいが大きく変わります!

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